横山三国志と蒼天航路

ぶたサンという動画配信者の方が真・三國無双シリーズをされていたので、三国志について触れてみます。

私の三国志の出会いは実家にあった横山光輝三国志の本です。当時は小学生低学年だったかなぁと思います。

コーエー三国志のゲームをやったり三国志の本を読んだりとか調べたりとかしている程度のにわかです。

三国志は歴史書ですが、三国志演義歴史小説です。

横山光輝三国志は俗にいう吉川三国志がベースで、吉川三国志三国志演義がベースですね。

横山光輝三国志って劉備を主人公。といっても三国志演義において重要なエピソードはもちろん劉備がその近くにいなくても描かれたりしたんですよね。

色々あって関羽の千里行が終わった後にダイナミックに官渡の戦いをスルーしてしまったので、気づいたら袁紹滅んでいるというね。

劉備周りの人物は結構描かれるのでわかるんですけど、曹操周りの人材なんかは本当に描かれないので、荀彧とか荀攸とか郭嘉とかさっぱりわかんないぜーというか曹操のブレインは全然目立たない。

孫権周りも周瑜魯粛呂蒙陸遜なんかは描かれるけどそれ以外はよくわかんないねーというレベルかな。甘寧の一番乗りはよくわかるけどね。

ただ、三国志という世界における全体の流れを知る読み物としては大変読みやすい漫画で面白く読めるよねーという導入本だよねーという感じです。横山三国志

諸葛亮が死んだ後は1巻で蜀の滅亡まで描かれるのですぐ終わっちゃうイメージありますけど、実際は結構あれからも長いこと時代は続いて、いや長くはないか。

 

蒼天航路曹操に焦点を当てつつも、一応劉備、孫家にも焦点を少しあてるという作りでしたね。そして、なんで孫策弁髪やねん!!と思いながら読む漫画です。

曹操の周りの人物にも焦点が当たるので荀彧とか荀攸とか郭嘉とか賈クとか軍師系、もちろん夏侯惇夏侯淵張遼などの武人系にも焦点が当たります。

焦点が当たった人物はなかなか興味深い描かれ方をするので大変面白い本ですね。

曹操が超絶の人。関羽はあまりにも強すぎる。そんな設定でしたね。

ただ、漢中の戦いなんかの法正の描き方なんかも結構面白くてねいい感じなんですよ。。

でも、蒼天航路という漫画は曹操が死んで終わりなので、三国がやっとできてきたかなーというあたりで終わってしまうので、ちょっとどうかなーと思うところも強いです。

面白いんだけどね。

まぁ一般的な三国志演義系統の本を読んでから読んでみると面白い曹操劉備像を与えてくれます。

ぜひ、みなさん両方読んでみましょう。

 

ただし、この2つを読んでもやっぱり孫権のことはよくわかりません。人の家を燃やすようなエピソードは見せてくれませんし。